前立腺炎の原因・症状「急性・慢性前立腺炎の薬や病院での治療方法」

今回は頻尿の原因の一つである前立腺炎についてお話します。

前立腺炎の原因

前立腺は膀胱のすぐ下にあり男性にしかない臓器です。男性性器の感染症疾患の中でも最も多く見られる感染症です。

細菌性前立腺炎の場合

大腸菌やブドウ球菌や淋菌、クラミジアが原因となっているケースがあります。

これらの菌が尿道や血液から前立腺に入り込み感染症を引き起こします。

また、細菌が感染し、急激に発症しすることを急性細菌性前立炎と言います。

参考:前立腺炎

非細菌性慢性前立腺炎の場合

原因菌が特定されないにもかかわらず、慢性的に軽い前立腺炎の症状が続いている状態です。原因はわかっていません。

参考:非細菌性慢性前立腺炎 – Wikipedia

急性細菌性前立炎の症状

前立腺に細菌が感染し、急激に発症しすることを急性細菌性前立炎と言います。

30〜40歳に多く見られます。

  • 血尿
  • 38度以上の高熱
  • 下腹部の鈍痛
  • 不眠
  • 疲労感
  • 悪臭を伴う尿
  • 残尿感
  • 排尿痛

などが主な症状です。

風邪やストレスなどで体の免疫力が下がり、菌への抵抗力が弱まっている時に感染しやすくなります。

前立腺が炎症を起こして腫れているため、尿道が圧迫し、前立腺肥大症に似た症状になります。

悪化すると歩いたり、座ったりすることが困難になり、生活に支障が出てきます。

参考:急性前立腺炎 – Wikipedia

慢性細菌性前立腺炎の症状

急性細菌性前立炎を繰り返しているうちに慢性化してしまい、慢性細菌性前立炎になってしまうケースがあります。

慢性的に炎症が起こっているため、熱はありませんが、下腹部の痛み、残尿感、排尿痛やひどい腰痛に襲われます。

細菌性による前立腺炎の割合は10%程度と少なくなっています。

参考:慢性細菌性前立腺炎

非細菌性慢性前立腺炎の症状

細菌が原因ではない慢性前立腺炎になります。

症状としては慢性前立腺炎と同じにも関わらず、原因気が特定できないことにより非細菌性と診断されます。

慢性前立腺炎のうち、非細菌性慢性前立腺炎の方が9割を占めています。

長時間の車(バイク、自転車)の運転や移動、デスクワークなどが前立腺へ刺激を与えることが原因の一つとい言われています。

外部からの前立腺への刺激を避けるため、円座を利用したり、適度な運動を心がけましょう。

参考:非細菌性慢性前立腺炎 – Wikipedia

無症候性炎症性前立腺炎の症状

まったく自覚症状がなく、尿検査や、精液検査、前立腺の他の病気の検査の際にたまたま見つかったことを言います。

前立腺液に白血球が多い状態だと診断されることがあります。

自覚症状がないため、治療は行われず、病院に通う必要もありません。

参考:無症候性炎症性前立腺炎 – Wikipedia

前立腺炎の診断・治療・薬

前立腺炎の診断

尿検査

尿の中の炎症細胞の白血球おの有無、細菌の有無、クラミジアの有無(性行為があった場合のみ)の確認。

直診

肛門から指を入れ前立腺に触れることにより、炎症を起こしている患者さんは痛みがあります。

(ただし、明らかな急性細菌性前立炎や前立腺癌の場合、前立腺をマッサージするほど強く触れると細菌が全身に回る可能背があるため禁止とされています)

急性細菌性前立炎

原因が細菌のため、それぞれの菌に対した抗生物質による治療になります。

また、水分をたくさんとり排尿を促すことにより、細菌を追い出します。

高熱に対しては点滴や解熱剤が処方されます。

抗生剤が前立腺に届きやすい状態になっているため、1週間程度で回復していきます。

慢性細菌性前立腺炎

こちらも細菌が原因のため、それぞれの菌に対した抗生物質による治療になります。

慢性化しているため、12週間以上抗生物質を服用する場合があります。

また、再発を繰り返す可能背があるため、日常生活から予防(適度な運動、水分をたくさん取るなど)を心がけましょう。

非細菌性慢性前立腺炎

細菌が原因でないため、患者さんにあった治療になります。

非細菌性慢性前立腺炎の中でも非炎症の場合は温座浴などの温熱治療jや漢方が処方される可能性があります。

また、潜在はしているものの細菌が外へ出てきていないだけの可能性があるため、抗菌剤を投与する病院もあります。

慢性細菌性前立腺炎同様、日常生活から予防を心がけましょう。

慢性前立腺炎の症状があるときの射精

非細菌性の場合、性行為は可能です。

細菌性(クラミジア)が原因の場合は完治してから性行為しましょう。

パートナーへの感染が考えられるためであるため、マスターベーションによる射精は問題ありません。

ただし、射精前後に強い痛みを感じることがあります。

週1回程度射精したほうが、前立腺の分泌線の中に溜まっている膿性分泌液を排出する効果があるため、治療に効果的とされています。

注意しなくてはいけないのは、射精後そのまま寝てしまうと尿道に残っている精液が逆流する可能性があるため射精後はトイレで排尿してから睡眠しましょう。

これで改善!前立腺炎に効果的なツボ5選!

至陰(しいん)

足の甲の側面、小指の爪の生え際から2〜3mm外側

効果:冷え性改善、血行不良、肩こり、頭痛

委陽(いよう)

膝の後ろ真ん中外側に指1本のあたり

効果:腰痛、膝痛

陰谷(いんこく)

膝を曲げ、深いシワができた内側の端の2本の腱の間

効果:膝の痛み、腎機能改善、むくみ

大敦(だいとん)

足の人差し指側、親指の生え際あたり。

効果:精力向上、肝機能向上(二日酔い)、精巣の痛みや腫れを抑える

曲泉(きょくせん)

陰谷の位置から腱を挟んで裏側あたろ

効果:血行促進、肝機能の改善、生殖器系の改善

リラッスクすることにより凝り固まった筋肉が緩和し、血行促進にもつながります。

慢性前立腺炎の場合、長期にわたる治療になることがあるため、ツボ押しやお灸などで体を癒すことも完治へ近づく一歩となります。

前立腺炎の原因・症状のまとめ

  • 男性にしかならない
  • 前立腺が炎症を起こしてしまう感染症
  • 細菌性と非細菌性に分かれる
  • 細菌性の中でも急性と慢性がある
  • 急性の場合、高熱を伴う可能背がある
  • 細菌性の慢性前立腺炎よりも、非細菌性慢性前立腺炎の患者さんのほうが多い
  • 自覚症状がない場合、無症候性炎症性前立腺炎と診断される
  • 細菌性の治療法は抗生物質の服用
  • 射精は痛みを伴うが可能
  • 細菌性の場合性行為を控える
  • 生活習慣の見直し、ツボ押しやお灸による治療も視野に入れる

頻尿の原因は今回お話させていただきました「前立腺炎」以外にも以下のものがあります。

頻尿の様々な原因

コメントを残す